日本国有鉄道 労働運動史(別館)

国鉄で行われた生産性運動、通称マル生運動に関する関連資料をアップしていくブログです

2022-01-01から1年間の記事一覧

生産性運動前後の国労の動き、動労の動きを中心に(EL・DL一人乗務反対闘争)第二回

2ヶ月ほど放置状態になっていました。 申し訳ありません、今回も国鉄の生産性運動前後の国労、動労の動きと言うことでお話をさせていただこうと思います。 動労の松崎委員長とは 動労と言う組合は、国鉄末期には革マル派という答えが返ってくるかも知れませ…

生産性運動前後の国労の動き、動労の動きを中心に(EL・DL一人乗務反対闘争)

動労と生産再運動と言うことを検討する前に、もう少し時代を遡って、動労による機関助士反対闘争についてもう少し掘り下げて考えてみたいと思います。 動労の行った機関助士反対闘争とはどのようなものだったのか? 動労による機関助士反対闘争は、昭和42年3…

生産性運動前後の国労の動き、動労の動きを中心に

久々に更新させていただこうと思います。 生産性運動に対して有効打を打てないままの国労にあって、国労はこの後動労と一緒に反撃に出るわけですが、ここで少しだけ寄り道して、当時の組合を取り巻く事情を考慮してみたいと思います。 生産性運動への反対は…

生産性運動導入から、中止まで 第二十九話 国労による生産性運動の反撃 国労権利闘争史から 第2回

国労視点から見た、生産性運動 国労は当初は軽く見ていた生産性運動ですが、その動きは燎原の火のごとく広がりを見せ、毎月減少していく組合韻を目の当たりにして強い危機感を覚えるのですが、これといった有効打を打ち出せずにいました、そもそも国労では、…

生産性運動導入から、中止まで 第二十八話 国労による生産性運動の反撃 国労権利闘争史から

今回は、国労編纂のより、国鉄労働組合四〇年史を参照しながら、生産性運動に関しての国労の言い分を見ていきたいと思います。 生産性運動と深刻な国労離れ 生産性運動は、職員の意識改革を図るものということで、国労・動労から脱退して鉄労に加盟する組合…